こんにちは!管理人のさんいんちです。
パターンの大きな要素の一つとして色があります。
私は色がとても好きです。
しかし残念ながら得意なわけではないので、いつもあっちへフラフラ、こっちへフラフラして至る所にぶつかりながら配色をしています。
つらいけど楽しい!楽しいけどつらい!でも楽しい!!
後から見ても「あっちの色の方が良かったかもしれない」「単純に見にくい」など、後悔も数知れず。
本当に難しい要素の一つです。
ですが、色ってどの色も個性があって素敵なものですよね。
特に最近好きなのがスモークカラー。
少しくすんだ色です。
ただスモークカラーを使う上で一番悩んでしまうのが、パターンが地味になってしまうこと…
もちろん狙ってやるのであればアリアリのアリですが(シックな感じになれば!)、狙ってないのに地味〜な配色になってしまったら嫌ですよね。
私はよくあるんです…
そこで今回のお話の
「スモークカラーにはカラフルなアクセントカラーを使おう!」
となってくるわけです。
カラフルなアクセントカラーを使うと、メインのスモークカラーを変えずにただの地味から脱却できます。
ただ、もちろんアクセントカラーの面積などは超重要です。
バランスを見て色を入れていかなければなりません。
ちゃんと気をつけなければパターンの配色が崩壊します。
こええぞ〜!
今回も注意しながら見ていきましょう。
地味カラーからの脱却
まず最初の地味カラーです。
紫がメインカラーです。
うーん、私なんかはやってしまいがちな配色…
メインカラーとモチーフのカラーを同系統の色でまとめて彩度を低めにするとこうなりますね。
1つ1つの色はとてもかわいいです。
素敵な色ですよね。
本当にかわいいですよね…!
ただスモーキーな色は2、3色一遍に使うとやっぱり地味です。
地味かわいいのもいいとは思うのですが…(個人的には合格!)
レトロな感じを狙っていくとこういう配色もあるかもしれませんが、人の目にとまりにくい配色です。
では少し色を振ってみましょう。
若干良くなりました。
ブルーが効いていますね。
ただ全体的にまだ沈んだイメージを受けます。
今回のテーマである地味からの脱却からは少し遠いところにいそうです。
シックに振っていくならこの辺で色を考えていった方がいいかもしれません。
それでは今回のテーマ、「地味からの脱却」を目指して「カラフルなアクセントカラー」を入れてみましょう。
どうでしょう?
ちょっとビビッドに見えるかもしれません。
ですが、スモークカラーをメインとしながらも、今回のテーマである「地味からは脱却」はできたのではないでしょうか。
ここで重要なのはアクセントカラーの面積です。
あくまでスモークカラーをメインにしたいので、アクセントカラーは控えめにします。
この水滴のモチーフ、少し大きめなので本当はもう少し面積が小さくてもいいかもしれません。
カラフルなアクセントカラーは存在感が強いです。
面積を小さくしてあげないと、どう転んでもカラフルの方が勝ってしまいます。
それではせっかくのスモークカラーが勿体無いですよね。
色の違い(色相の違い)にも注意が必要です。
例えば背景がスモークイエローでモチーフが紫だったとします。
紫をアクセントカラーにして、彩度を上げてみると…嫌な予感しかしませんね。
同系色であれば、多少思い切りが良く明度、彩度を上げてしまってもいいかもしれません。
補色は特に気をつけて使うと良いです。
格上げ
白を挟んでクッション効果をプラスします。
今回はアーバンホワイト(アーバンホワイトvsカントリーアイボリー編参照)をちょっと大胆に使ってお花のパターンを作りました。
白を多めに挟んだことで窮屈な感じがなくなり、空気感も爽やかになりました。
面積が小さいアクセントカラーですが、白のおかげで映えますね。
カラフルの楽しさも相まって、見ていて楽しさが残るパターンになりました。
まとめ
- くすみ系のスモークカラーにはカラフルなアクセントカラーで華やかさをプラス!
- カラフルは劇薬!面積を考えて使うこと
カラフルなアクセントカラーはパターンにとってスパイスのようなものかなと私は考えています。
少量でいい、というか少量がいい!
とにかく効きます。
カラフルは楽しいです。
ですがあんまりカラフルなカラーを前面に出すと色同士がケンカしてバチバチ…見ている方も目が痛くなってしまいます。
アクセントカラーとして少しずつ、嗜んでいったらいいのではと思います。
ちなみに私は地味カラーも大好物なので、これからもガンガン使っていく所存です!
では今回はこれにて。
さらば!
次の記事もよろしくお願いします。