こんにちは！管理人のさんいんちです。
最近新しいパターンがなかなかキマってくれなくてなかなか苦しみの境地。
ぐぬぬぬぬ…
並べてみたら意図していたものと違ったものができるのもパターン制作の醍醐味なんだけど…
うーん、やるっきゃないない！ですね。
さて、本日のお題は「白」です。
私はパターン作りにおいて白は一番重要な色なのではないか？と思っています。
まぁ使える使える！本当に使える色です。
白をパターンに入れることによって以下の効果が期待できます。
- パターンの爽やかさの度合いが操れる
- 空気感が出る
- 色と色のクッションになるため、パターンが見やすくなる
まさに万能調味料…！
そんな使えるやつ、白は２種類知っておくと便利です。
１種類目はアーバンホワイト。
２種類目はカントリーアイボリー。
青みがかった白、赤みがかった白、オレンジがかった白…と他にも白はたくさんあるのですが、とりあえずこの２種類の白を知っていれば応用が効きます。
めざせホワイトマスター！
まずは白の効果についてみていきます。
白の効果とは？
白の効果とは？
比較画像を見てきます。
左側は白を一切使っていません。
右側はモチーフの形を背面にペーストして白に塗り、ズラすことにより白が出現しています。
この２つ、どう感じるでしょうか？
まずは左側。
同じ緑系の２色で描写しています。
まとまりがあるようには見えますが、少し息苦しいかもしれません。
モチーフ同士の距離が近いこともあるでしょう。
少しのっぺりと、平坦な印象を受けますね。
そして右側。
左側に比べて、爽やかな印象を受けます。
私はいつもパターンに白をさすと「空気を入れ替えたような」気持ちになります。
緑２色ですが色の幅が広がったような気もしませんか。
また、この描写方法だと、白はパターンに空気感を出す一端も担っているように感じます。
まさに白には
- パターンの爽やかさの度合いが操れる
- 空気感が出る
- 色と色のクッションになるため、パターンが見やすくなる
という役割があるのがわかります。
アーバンホワイトとカントリーアイボリー
白の中でも特に使える２つの白を考察していきます。
私はわかりやすいかなとアーバンホワイト、カントリーアイボリーと呼んでいます。
アーバンホワイトはとにかく真っ白、#ffffffの白を思い浮かべてください。
アーバンホワイトは爽やかで洗練されて都会的な、冷たい雰囲気がよく似合います。
色の中にアーバンホワイトが入るとすごく存在感があるのです。
黒と同じくらいビビッドに脳に響きます。
ですので使う時は面積に要注意。
少しの面積差で印象がガラッと変わってきます。
比べてカントリーアイボリーはどうでしょう。
カントリーアイボリーとは黄味がかった白のことです。
素朴でレトロ系の色合いがよく似合い、温度感や温かさがあります。
アーバンホワイトほど爽やかさはありませんが、白の元の特徴は存分に発揮してくれます。
存在感で言うと、アーバンホワイトよりかはやや少なめ、優しい色になります。
カントリー風のパターンでよく機能してくれる色です。
どこか懐かしい感じ、というのが黄色と白のハイブリッドならではの特徴かもしれません。
格上げ
今回は白を、さらに爽やかさが増すストライプで格上げしたものです。
このパターンの画像ダウンロードは以下から。
アーバンホワイトの比率を高めにし、黄色という暖色を使いながらもストライプの爽やかさで印象を中和。
柑橘類がモチーフなので、とにかくスッと空気が通るような爽やかで涼しげな感じに仕上げました。
まとめ
- 白はクッション！爽やかさは白の多さで操れる！
- アーバンな雰囲気を持つホワイトは突き抜けて爽やか
- カントリーな雰囲気を持つアイボリーは温かみがある
どうでしたでしょうか。
私はこの白の使い方を発見したことで、少し論理的にパターンを考えられるようになりました。
感覚でやってたものを実際言語化すると、頭の中で考えているものの輪郭がはっきりしてくるものだなという印象を受けました。
こんな万能な色は他にありません。
すっかり白のファンです。
白はいいぞ！！！
本日も白推しなさんいんち（？）がお届けしました。
ハッピーパターンライフ！
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