さんいんち流!かわいいパターンの作り方 のっぺり卒業!アクセント編

こんにちは!パターンを描く人、さんいんちです。

さんいんち
さんいんち

パターンライフを楽しんでいますか?

さてさて、パターンって同じ模様を繰り返すものですよね。
ですが、それゆえ起きてしまいがちな大問題があります。

それは

さんいんち
さんいんち

「のっぺり病!」

です!

特に一色で描くモチーフの場合、起きてしまいがちです。
以下の画像を参照してみてください。

黄色い背景に同じ方向を向いた鳥のパターン

これはこれでアリだとは思うのですが、のっぺりはしていますね。

モチーフ一種類で主張が強くなると思いきや、単調で視線が泳いでしまいます…!
用途によればもちろん良い場合もあると思いますが。


一色のパターンの場合はただのヌリカベのようになってしまうこともしばしばあります。
それが面白さとして主張が強ければ別なのですが、そうでなければのっぺりしてしまうことは避けたいところですよね。

そこでここからはのっぺりを脱却する方法書いてていきたいと思います。

それはズバリ!「アクセントをつけること」です。

アクセントの付け方には、「色」「形」「回転」「反転」など、色々な方法があります。

 

ポイントとしては

  • 周りのモチーフから(いい意味で)浮くこと

です。

悪い意味で浮くとどうなってしまうかというと、雰囲気が壊れ、悪いところばかりに目が行くようになってしまいます。
それだけは避けたいところ…
適度に調整していきたいですね。

では具体例を見ていきます。

具体例

黄色い背景に色をアクセントにした同じ方向を向いた鳥のパターン

モチーフの色をピンポイントで変えていきます。
ここでポイントなのは「周りとあまりなじませないようにすること」です。

色の差を明確につけたいところです。
ただやりすぎると浮いてしまうので(特に色は他の要素よりも強く働くと思います)きちんと調節していきます。

もしあまり引っ掛かりが欲しくなければグラデーション配色にするとなじみが良くなります。

 

黄色い背景に1羽だけはばたいといる鳥のパターン

モチーフの形をピンポイントでチェンジします。

色が同じでも形を変えるとアクセントになります。

形のみの変更だとそこまで強いアクセントにはなりませんが(色が一番強いかと)ニュアンスを出せ、落ち着いた雰囲気を保ったまま、のっぺりから卒業できます。

こういった動物だと、動きが強調されていいですね。

 

回転

黄色い背景に1羽だけ上を向いている鳥のパターン

モチーフの形をピンポイントに回転させます。

モチーフによっては適さないこともあるので慎重に。
簡単かつ雰囲気を壊さずにアクセントにできます。

回転する動きがもともとあるモチーフだとより適しているかと思います。
(今回の鳥はもう少し他の要素を足さないと不自然に見えますね)

 

反転

黄色い背景に1羽だけ反対の方向を向いた鳥のパターン

モチーフの形をピンポイントで反転させます。

モチーフが向き合う形になります。

以前書いたのですが、モチーフが向き合うとまた別の意味合いが生まれます。
例えば鳥のモチーフが向き合ってたらつがいかな?と思いますよね。

そこも考慮して考えていきたいところです。

 

また、方向性編にもちょっと関わってくるのですが、視線を誘導する効果も出てきますね。
ただし、反転したモチーフが方向性を受け止めるので視線が流れずにアクセントになります。

詳しくは以下の記事から。

 

組み合わせ 色+反転

黄色い背景に色がついた2羽の鳥のパターン

よりアクセントとして機能するようになりました。

やはり色を変えるのがアクセント界では一番の強さを誇るようです。

のっぺりは無事卒業できました。

格上げ

ケトルとグラスのパターンです。

水色の背景にケトルとグラスのパターン

スマホサイズの画像のダウンロードは以下から。

このようなモチーフが複数ある場合は、色でアクセントをつけるのが有効です。

薄目で見てみてください。
赤だけ浮いてくるはずです。
(二番目はピンク)

見せたいところにアクセントカラーを付けてあげると主役に視線が行きやすくなりますね。

モチーフにあったアクセントの付け方が色々あると思うので、それを探していくのも楽しいです!

まとめ

  • のっぺりしがちな繰り返しには、色、形、回転や反転を加えてアクセントを!

冒頭でも述べたように(というか毎回言っているような)パターンは同じ模様の繰り返しなので、自分が何を表現したいのか、どこにそのパターンを使いたいのかによってアクセントの入れ方も変わっていきます。

例えばポーチなどの小物にしたいならよりアクセントの強いものにすれば存在感も増しますし、壁紙なら見てて疲れないような穏やかなパターンの方が良いかなと思います。

さまざまな表現方法を駆使してアクセントを考えていくのも楽しいですね。

さて、本日はここまでです。

次の記事もよろしくお願いします!

また次も読んでいただけたら嬉しいです!
では!

 

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