こんにちは！パターンを描く人、さんいんちです。
今回はストライプのお話です。
以前にドットとストライプ編でストライプには少し触れましたが、今回はもうちょっと全体的にストライプを使っていく話になっています。
背景であったり、そもそものモチーフの並べ方をストライプに変えたりしていきます。
ただの線のストライプから考え方をステップアップしていきます。
背景でもモチーフでも、パターンにストライプを取り入れるとどのような印象になるのか？
- 割となんでもスタイリッシュになる！
- まとめてストライプにしても効果アリ！
の2点になります。
結構イメージ通りで覚えやすいのではないでしょうか。
ストライプの力って結構どのような場所でも発揮されます。
形式は違えど、様々なパターンに使われているのはズバリ便利だからだろうと思います。
ストライプさまさま！
一見ストライプっぽくないものも考え方は一緒なんじゃないかな〜と思います。
今回はそれも含めて見ていきます。
具体例
２つの例を挙げます。
背景ストライプバージョンとモチーフ並べストライプバージョンです。
まずは背景ストライプバージョンから。
背景がベタ塗りのものと、ストライプのもの比べてみます。
それぞれ良さはもちろんあるのですが、ストライプの方がクールでスタイリッシュになります。
細めのストライプなのでよりシャープに感じますね。
太めのストライプにすると、主張が強いので貫禄が出ます。
次はモチーフ並べストライプバージョンです。
キラキラのラインをパターンにしました。
散らしと比べてみます。
散らしバージョンだとチカチカしている感じがよく出ていますね。
比べてストライプバージョンはどうでしょうか。
ラインの空間があることで抜け感があります。
この空間があるおかげで一つ一つのモチーフに目が行くようになるという効果も。
散らしバージョンよりスッキリして整頓された印象です。
どのような印象を目指すかによってどちらがいいかは変わりますね。
ボーダーは？
ストライプと同じような要素を持つボーダーですが、ストライプとはまた少し違った印象があります。
それは、どっしり感。
安定感があります。
もちろん要素はストライプと同じなので今回のお話の応用は効くと思います。
ですが、ストライプとボーダーはまた別物というのは頭に入れておいてもいいかもしれません。
斜めのストライプは？
では斜めのストライプはどうでしょうか？
いわばストライプとボーダーのあいのこ。
しかし斜めのストライプはもっとすごい強みを持っています。
それは、オシャレ感。
斜めのストライプってなんか洒落ているんですよね。
斜めの角度によっても変わってきますが、オシャレな色合いが合うのは俄然斜めのストライプだと思います。
格上げ
ペンのパターンです。
二重にストライプになっているところがわかると思います。
（このパターンのダウンロードは以下から）
ペンの縦長な形状を生かすため、実際にペンが生み出す線をパターンの中に取り入れて強調しました。
そのストライプのモチーフをまたグルーピングしてストライプに。
なぜならばペン一本一本をちょうどいい具合に目立たせたかったからです。
空白ができるためストライプの強調にもなりますし、ペンにも程よく目が行きます。
ぱっと見も、よく見ても「ほう！」となるパターンを目指しました。
まとめてストライプはどのようなモチーフでも可能です。
例えば消しゴムを一列に並べるとそれだけでストライプの一単位になりますよね。
モチーフの縦横を垂直水平にするのがやはりおすすめです。
ストライプが生きます。
まとめ
- ストライプにすると何でもスタイリッシュになる！
- モチーフをまとめてストライプにするのもアリ！
ストライプって日常でよく見かけますよね。
私のイメージではワイシャツに青と白のストライプが印象的です。
これもスタイリッシュに見えるからなのかもしれません。
ストライプの中でも細い方が（限度はありますが）スタイリッシュに、太い方がチャーミングに見えます。
モチーフ並べストライプについては、どのようなモチーフでも挑戦可能なところが良いですね。
ストライプも結局空間の力が大きいと思います。
空間を意図的に作ることでモチーフを際立たせることができる…この一点に尽きるのかもしれません。
ランダムストライプや、子持ちストライプなど、ストライプには種類があるので応用はいくらでも効きそうですね。
シュッとしたパターンを作りたい時におすすめの方法です。
次の記事もよろしくお願いします！
今日はこの辺で。
それでは！
