こんにちは!パターンを描く人、さんいんちです。
今回は簡単で具体的なパターンの作り方をひとつ、ピックアップして書いていきたいと思います。
その名も「中身チェンジ編」。
例えばビンがメインモチーフだとします。
そのビンを均等に並べ、それぞれビンの中身を色々詰めていくという方法です。
入れ物を同じにすることで統一感があるので、中身を好き勝手に詰めてもとても良い感じに仕上がります。
簡単でありながらも自由度が高く、ある一定のことだけ守っていれば好きなように描くことができます。
問題は中身をしっかりと用意できるかだけ。
という訳で今回のポイントは
- 入れ物であるモチーフをシンプルであること
- きちんと差のある中身を用意すること
です。
簡単で映えます。
では見ていきます。
手順
まずは入れ物のモチーフを用意し、均等に並べます。
どのような形の入れ物でも構いませんが、シンプルなものの方が好ましいです。
今回は丸いビンにしました。
なぜシンプルなものの方がいいかというと、「主役は中身だから」です。
中身を色々にするので、入れ物までデコラティブな形だと差が小さくなってお互いに存在を相殺しあってしまいます。
もう一つは全体に統一感を出すためです。
わかりやすくシンプルな形の方が、一見で「同じだ」と判断しやすいですよね。
よって私は入れ物はシンプルなものを使用します。
入れ物の色についてですが、これもまたシンプルに同じ方がいいと思います。
色々な色にしてしまうと統一感が失われてしまいますよね。
後、カラフルなものは主役になりやすいです。
ここでは中身にスポットライトを当てたいので、同じ色を推奨します。
もし入れ物をカラフルにしたいのであれば、中身を同じようなものにするなどの対策が挙げられます。
入れ物の間隔は後から調整します。
中身を用意し、入れていきます。
私は大体5種類用意します。
(私が扱える限界の数なので参考程度に!)
ここでポイントになるのが「きちんと差のある中身を用意すること」です。
なぜならば今回の何度も言うように主役は中身だからです。
目を引く必要がありますし、存在感もいります。
同じ中身だったら主張は強くなりますが、印象が薄くなってしまいますよね。
一番わかりやすい方法としては「カラフルにすること」だと考えます。
浮かない程度に色の差が大きいと存在感や主張が強くなって「ザ・主役!」になりうると思います。
またこの時に空の入れ物があっても良いと思います。
メリハリになりますね。
例えばですが、カラの入れ物だけに蓋をつけておく、などの細かい設定があっても遊び心があって良いです。
最後に間隔を調整します。
中身の主張がちょっと強すぎるなと感じたら、少し入れ物と入れ物の間隔を広めにとってあげるとお互い引き立ちます。
格上げ
広口のビンと果実酒のパターンです。
スマホ待受画像サイズのダウンロードは以下から。
白を多めに使い、爽やかさを出しました。
カラフルさがより引き立ちます。
瓶の色を黒にしたことで、工業製品独特のカッチリ感がでました。
中身の自然物と差になって、お互い引き立ちます。
途中にアクセントとして違う形のビン(ワインボトル)を入れています。
形の違いが程よいアクセントになることもあります。
まとめ
- 入れ物はシンプルに、中身で差をつける
この描き方を発見してからビンを見るととにかく詰めたくなるように…笑
実際のモチーフではなくても、ドットやストライプを組み合わせて入れてみるのも、模様に近くはなりますが、かわいいですよね。
ビンを真横から見るグラフィカルな表現にぴったりだと思います。
中身をぎっちりいれたりゆったりいれたり、その辺でも差がつけられ、アイキャッチになりそうです。
ビンでもタッパーでもなんでも!
とにかく詰め込んでみませんか?
今回は結構具体的な記事になりました。
次の記事もよろしくお願いします!
では本日はこの辺で。
アデュー!