さんいんち流!かわいいパターンの作り方 和模様にならえ!編

こんにちは!パターンを描く人、さんいんちです。

今回は伝統的な和模様を参考にしてパターンを作ってみよう!という記事です。

「かわいいモチーフはできた!けど並べ方が…」

ということ、ありますよね。

最初から並べたところまで想像できるってすごいですよね。
ほんまほんま。
私はとてもじゃないけどできないです!
(だが偶然できた模様も楽しいのだ!)

パターンを作っている方なら並べ方の悩みは、一回どころかうん万回経験して悩んでいることだと思います。

そんな時に一助となるのが、今回扱っていく伝家の宝刀、和模様になります。

和模様は構造上、パターン作りの参考にはもってこいです。
そのまま背景に使ってもいいですし、要素だけ抽出して使ってもいいと思います。

さんいんち
さんいんち

まさに古典!!

では具体例を見ていきます。

具体例

伝統的な和模様を今回は代表してみっつ、見てみたいと思います。

伝統的な和模様の画像

左から、市松模様、青海波、麻の葉です。

もうこれだけでもかわいいな〜!!といつも思っています。
古典すげぇー!
すげぇ昔の人!

と、いうテンションは置いといて。

今回は例としてシンプルなお花のモチーフを用意しました。

チューリップのモチーフのシルエット

これを和模様を取り入れた柄にしていきたいと思います。

 

まずは市松模様。

市松模様を自分のパターンに応用した例

スタンダードに市松模様にお花を重ねてパターンにしました。

色によりますが、市松模様はとても華やかな柄だと個人的に思っています。

なのでハッキリさせる目的で使うのもひとつの手かと。
どことなく現代的な見え方もするのでモチーフによってはモダンにもなりそうですね。

 

次は青海波です。

青海波の模様を自分のパターンに応用した例

シンプルに波の模様にならってお花を並べてみました。

少しざっくり目のレース模様のようになりました。
もっとお花を小さくして何段にも重ねてもかわいいかもしれません。

 

こう並べてみると青海波っぽいのですが、単体で見るとあんまり和風な感じもしないと思います。

「要素だけ抽出してパターンに反映する」と、参考にした模様が何かわからないものかもしれないです。

 

最後に麻の葉模様です。

麻の葉模様を自分のパターンに応用した例

これはお花でお花を作るように配置しました。

これも元が麻の葉には見えませんよね。

 

以上のように和模様の要素を使って自分のパターンを作ることができます。
何もないところから作るよりも、参考があった方が作りやすい方もいるのではないでしょうか。

格上げ

三崩しを参考にしたパターンです。

黒い背景に飴が並んでいるパターン

この飴を三崩しで並べたことにより、面白い見え方がしてくるなぁと思いました。

優等生のような不良のような。

洋風の飴の感じと三崩しの和風の感じがミックスされて独特の雰囲気が生まれたのでは?と考えます。

いつも自分が作るパターンに違う要素が入ってくると面白いですね。

まとめ

  • 困った時は和模様に頼るのも手!

こう考えるとパターンを考えるのが少し楽になりませんか?

色のみ参考、配置のみ参考、など一部を取り入れて作ってみるといつもと違う雰囲気が出て楽しいです。

まるで同じものはつまらないし、何より作っている自分が楽しくない。
そんなの悲しいな〜と私は思います。
せっかく作るなら楽しくやりたいですよね。

和模様と上手に付き合えば、新たな境地が見えてくるかもしれません。

さんいんち
さんいんち

やっぱりパターンはおもろー!

それでは本日はここまで。
アディオス!

 

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