こんにちは!パターンを描く人、さんいんちです。
パターンを描いている時に必ず訪れるゲシュタルト崩壊…
どう乗り切っていますか?
私は一旦忘れて1日置く、が一番いい薬かな?と今のところ思っています。
だがしかし。
明日また見てみよう!
明日また見てみよう!
明日また…
出来上がらねぇ!
アホ極まれりとしか言いようがありません。
何かいい方法ないかなーと模索中であります。
さて今日はパターンを作る上で一番お世話になっていると言っても過言ではない、ドットとストライプについてです。
ドットとストライプは何か物足りない時の救世主。
なぜならドットとストライプを基本として色々な柄に応用できるからです。
ですので何か足りないと思ったら、ひとまずドットやストライプを置いてみるのも手だと思っています。
そのまま使うもよし、少しニュアンスを変えるもよし。
スタート地点としてまず置く。
それから展開していく。
そういう作り方もありなのでは?という今回の提案です。
ドットとストライプの選択肢
ドットとストライプを置く時、複数の選択肢が存在します。
バリエーションとなるともちろん無限なのですが、その中でも使い勝手が良い代表的な選択肢を挙げてみます。
大きめに配置する
ドットやストライプを大きめに配置すると柄に見えます。
どちらかというと、ドットの丸やストライプの線そのものが目立つ配置の仕方です。
ドットの丸、ストライプの線は図形ツールで描写すると強くなりがちです。
大きめに配置する時は注意してください。
細かくしてテクスチャに見せる
例えばドットなら、ドットとわからないくらい小さくして配置すると手触りが変わります。
触感が変わるのが「大きめ」と大きく違う点です。
この場合、ドットの丸、ストライプの線が個々で目立つことはありません。
ひとつひとつの形によって(丸や直線)細かく配置した時の手触りが変化します。
例えば丸の集まりと三角の集まりでは滑らかさが変わってきますよね。
もちろん描画するブラシでテクスチャをつける方法もありますが、細かくしたパターンによるテクスチャは整然とした印象を与えることができます。
同じ形が繰り返されるからです。
場合によって使い分けると良いですね。
手描き
手描きにしてみます。
手描きにすると、形が不確実になるので温かみや手仕事感が出てきます。
他の選択肢と掛け合わせる場合、何とでも相性がいいのが手描きです。
空間を空けたり密にしたり
空間をとった場合と密な場合です。
かなり印象が変わってきますね。
密な方が全体的な主張が強いですが、ひとつひとつの形を見せたいのであれば、空間をとった場合もおすすめです。
空間は図形の形を引き立てます。
この場合、配色も同時に意識していきたいですね。
破線にしてもよい
ドットやストライプを組み合わせて色々な破線にするのも手です。
破線は規則的にしてもいいですし、ランダムにしても楽しいです。
ここは自由に楽しんで描いたらいいのではないでしょうか。
手描き×破線、密×大きめ、など色々なバリエーションが考えられます。
色々要素を変えてみることでだいぶ見え方が変わってくると思います。
何もないところから全てを生み出そうとするとすごく疲れるものですが、少しでもヒントがあるとパターンも作りやすいのでは?と思います。
今回の場合、最初はプレーンなドットやストライプを置いてみて、そこから展開していくとやりやすいですね。
格上げ
以前書いた記事(はみ出すが吉編)を応用していきます。
三角の形からはみ出してドットやストライプを配置することでこなれ感が出ます。
手描きにすることで動きや温かさも出てきますね。
スマホサイズの画像のダウンロードはこ以下から。
三角の形は直線なので強いのですが、上部にドットやストライプの模様を重ねることで柔らかくなり、密になります。
ドットやストライプの色を2色で描写したり、カラフルにしてみたり、グラデーションにしてみたり…
色を変えることによっても遊べそうです。
まとめ
- 困ったらまずドットとストライプを考えてみる!そこから新しいアイディアが生まれるかも!
- ドットとストライプは柄の基本なので、これを元に応用していくと良い
ドットとストライプはあくまでも最初の選択肢の一つです。
もしかしたらドットを三角の集まりに変えた方が面白いかもしれないし、ストライプもランダムな太さに変えた方がいいかもしれない。
可能性を見つけるための基礎と考えていただければと思います。
ワンランク上に行くための最初のステップですね。
何も考え付かない!何かうまくいかない!と思ったときに「とりあえず」と思って試してみてはいかがでしょうか。
次の記事もよろしくお願いします!
本日もお読みいただきありがとうございました!
それでは。