こんにちは!パターンを描く人、さんいんちです。
今回はジェスチャードローイング2000〜4000体について書いていきたいと思います。
「はじめに」と「1〜1000編」「1000〜2000編」は以下から。
さて、2000〜4000体を終えてのざっくりとした感想はと言いますと。
それはズバリ、
見た目変わんねぇ。笑
でした。
アーハー!
結果的に紙の上に出てきたものはあまり変わらなかったのですが、こう、手の感触と言いますか、そういったものは良い方に変化したのでは?と思っています。
全体的にとても悩んだりすごくノってきたり、ということもあまりなかったので、穏やかだったな〜と感じています。
とまぁ、ここでグジグジ言っててもなんなので、手っ取り早く見ていきましょう!
イエッサー!
〜2500
2500周辺から心にギャルが現れ始めます。
具体的にどういうことかというと
「今描けたじゃん!めっちゃすごいんですけどー!!」
「ちょっと描けなさすぎてまじウケる!もっとLoA意識した方がよくね?」
といった風の言葉が心にポンっと思い浮かぶように。
(なぜかギャル口調…)
描けなくても描けてもニュートラルに受け止めて次に生かそうという気持ちがひょこっと現れたのかもしれません。
このギャル、かなりテンションをアゲてくれます。
そんなこんなで2500体周辺。
「ゆっくり丁寧に、力を込めて」を心がけ始めます。
今までタイマーが余っていたのですが、5分ポーズ以外はギリギリまで描くようになりました。
少し早足かなと思ったので一旦基本のきに立ち帰ります。
頭、胸部、骨盤と手足。
描き始めたら思った以上に難しいなと再確認しました。
ラッピングラインも追加。
2600〜3000体はLoA(Line of Action)と少し強化された豆もやししか描かないと決めます。
今までLoAと実際描いている人体の関連性というものが掴めていなかったのですが、ここでやや理解し始めました。
あとこの描き方だとPUSHをし易いなと。
また迷ったら戻ってみようと思いつつ、3000まで終了。
3000
少し線の滑りが良い感じになってきます。(体感です)
今まで手を省略して描いていたのを(時間が余れば)指を直線で足すようになります。
その手全体の形が前より明らかによくなりました。
LoAと線がなじみはじめます。
曲線が少し描きやすくなったのはこの辺です。
足の付け根や肩の付け根を意識し始めます。
接地面は直線でズバーン!と。
もう少し柔らかな線を描きたいなと思いつつ進めています。
大きなラインが自然に拾えるようになる感覚が少しわかりはじめたのがこの頃。
もちろん全部ではないですが、動きがダイナミックなものも出てきたり、力が入ってきたのか、線が濃くなりました。
この後、3400体辺りでLoAが引きやすくなります。
3500
つま先立ちの足の力の入りようを描くのがとても楽しかった思い出。
LoAとも合致することが多くなります。
また、LoAがシンプルに、グイッと引けるようになりました。
この辺りでは「考えるな!感じろ!!」と唱えながら描いています。
モデルさんの衣装によっては服に手を出してみることに。
ラッピングラインも意識。
つまり全てはLoAだなと実感します。ここでやっと。
超大事まじ大事。
4000
脚をきれいに描けたらかっこいいだろうな〜とぼんやり思い始めた4000体周辺。
ひねり、難しい。
後で見ると肩の付け根を気をつけて〜!と言いたくなりますね。
右足が良い感じに描けたのでは!と嬉しくなります。
座っているポーズが難しいのですが、足のラインが良い感じに描けたのでは。
「手前と奥」を意識できた点が花丸です。
ただ自分の線の描き癖がちょっと気に食わなくて、(最後まで1発で引けない)ちょっと苦労した時期でした。
まだ直っていません〜鋭意努力中。
比べてみたら
1〜4000体を比べてみます。
振り返って、自分で書いた字が後から判読できないのがショックでしたが(関係ない)少しはジェスチャーがとれるようになったのでは?と感じました。
ここまで4ヶ月半あまり、絵自体に大きな変化はありませんが、他の部分に成長があったので合格です!
おおきな花丸!!
8つ勉
この2000〜4000体の途中で、栗田唯さんと砂糖ふくろうさんのオンラインセミナー、「8つ勉」け受講しました。
絵を描く8つの勉強法を解説しているセミナーです。
そこで
「LoAってやっぱり大事なのか!」
と再確認し、それまでよりずっと真剣にLoAを描き始めます。
ちょうどジェスドロを始めて3ヶ月あたり、悩んでいたこともあり、ナイスタイミングで受けられたと思っています。
このブログを書いている時点で、砂糖ふくろうさんの「3つ勉」の申し込みが募集中です。
私もリピートで受けます!
今度の方がジェスドロの時間が長いそうなので楽しみです。
絵を描き続けるにおいてはメンタルが一番重要ですよね。
8つ勉を受けた時に心が浮上したのを感じました。
純粋に絵を描くテンションが上がって、「早く描きたい〜!」となります。
おすすめです。
参考にした本
8つ勉で紹介されていた本を購入しました。
「リズムとフォース」マイケル・マテジ
マイケル・ハンプトンの「人体の描き方」
アプローチの違う二冊です。
「リズムとフォース」はとにかくラインが素晴らしいし、それこそフォースをガンガン感じる魅力的なドローイングが満載です。
「少しルールによってしまっているかな」と思った時に読みたい本です。
「人体の描き方」は、私のような美術解剖学が苦手な方に手にぜひとっていただきたい一冊です。
今までまっっっっっっったく頭に入ってこなかった筋肉などが頭に入ってくるようになりました。
それだけでもかなり価値があると思います。
筋肉がシンプルな形状で説明されているのでとてもわかりやすいなと感じました。
両方とも現時点で2周しかしていないのでまだまだ学べることがたくさんあります。
濃い二冊です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
はじめに、1〜1000、1000〜2000ときて今回は2000〜4000と2000体をまとめて編集しました。
(なぜかというと「変化があんまりなかったから」という小話)
見た目の変化はあんまり…なのですが、冒頭でも書いた通り、線が引きやすくなったりメンタルが回復したりと、結構実りのある期間だったのではと思います。
がっついた気持ちが徐々に宥められてきたなぁ。
ケセラセラです。
今度は6000体に到達した時にまた記事を書いていきたいと思うのでよろしくお願いします!
同じポーズでのビフォーアフターも載せられるように努力…します!がんばる!
前の記事はこちらから。
次の記事もよろしくお願いします!
それではここでさらば!