こんにちは!パターンを描く人、さんいんちです。
早いものでジェスチャードローイングを始めてからなんと!1年3ヶ月も経ちました。
悶え苦しんだ時期も多かったので、一概に「早ぇなぁ」とは言えませんが、2023年12月、なんとか10000体を突破!
案外あっさり、というかすんなり、というか。
嬉しいのですが特別に「成し遂げた感」はあんまりなかったなぁと思います。
たぶんこれは完全にジェスドロがルーティン化していたからかなと。
詳しくはのちほど!
8000〜10000体を描く中で変化があったのは最後の500体ほどです。
それまでは「こんなんで10000体行っても恥でしかないのでは」と恐れながら焦って描いていました。
いくら「20000体を目指す!」と宣言していてもやはり10000体で少しは上手くなってたいじゃないですか。
だって人間だもの!
結果としては「傾斜は少ないが右肩上がりではある」というところに落ち着いて到達できたかなと思います。
今回も画像を参照しながら8000〜10000体を追っていきます。
さんいんちの!人物パターンへの道をはじめから読みたい方は以下からどうぞ!
さて今回もジェスドロパーティさんの動画、静止画サイトを描かせていただいています。
いつも素敵なポーズをありがとうございます!
〜8500体
今回の始まりの1枚目です。
後から見ると少しウインナーのような描き方になってしまっているなぁと。
流れが止まってしまっている感じがします。
この辺は少し表情も描いています。
すぐにやめますが…
LoA(Line of Action)に沿った動きにできているのでは。
この頃から全体的にきちんと立っている感が出てきています。
接地面直線は気をつけています。
筋肉がムキムキだとやっぱり惑わされてしまうのが弱点。
流れを見たいのですが難しい!
ふんわり着地しているような感じが出たような。
布(衣服)についてはまだまだわからないことだらけなのですが、少し手応えらしきものを感じました。
衣服は動きの補完材料になるんだなぁと実感した感じです。
〜9000体
この後モデルさんがどう動いていくのかが感じられるようなジェスドロがたまーーーに出るように。
自分がそう感じているだけなのでは?と不安になります。
他の人が見てどう感じるかはわかりませんし。
手の角度や足の甲の細部も表現には重要ですね。
ひと段落したら手足の勉強したいな、と思い始めます。(勉強することがたくさん!)
線のリズムというものを少し意識できるようになってくるジェスドロも徐々に出てきます。
まだまだおみくじ感。
〜9500体
体のパーツに囚われない線の引き方が大層難しい…
キャラクター性も絡んでくるのが悩ましい。
力がぐっと入っているような表現が少しずつできるようになってきたかな〜と思うジェスドロも出てきます。
〜10000体
自分はとてもプロポーションが気になるんだな…とここらになって気づく。
そこではなくてだな…!!
「今までは立ちポーズしか描けなかったのに、こういった特殊なポーズに気負いなくチャレンジできるようになったな、そういえば」
と思う。
服の皺もちゃんと利用すれば動きを補完してくれるんだなーという実感2。
脚のライン、髪の毛のライン、やはり色々な線の集合体ですね。
力のハリがあるところと緩んでいるところを描けるようになったらもっとメリハリがつきそうです。
いつも焦ってしまい描けない二人ポーズも徐々に苦手意識が薄れてきています。
苦手に変わりはないが!
この脚の!!!感じ!!大事にしたい!!!
画像ではわかるかわからないですが、今まで描いた中で一番ジェスドロっぽく描けたな〜という一枚です。
他のドローイングと比べて動感がある気がしてます。
直線と曲線のメリハリがとても重要なのだと気づいたあたり。
わかってはいるけど実感できてなかったです。
まさか自分がこんなポーズをニュートラルな気持ちで描ける日がくるとは。
前だったら苦手すぎて放棄しています。
描けただけOK。
体の流れを気にしながら描けることも増えました。
比べてみたら
この期間のデジタルのジェスドロを最初と最後、比べてみたいと思います。
うん、よくわかりませんね。
コラコラ…でもわかりませんね!
で、アナログとデジタル(iPad, Apple Pencil)の違いはどうだったかというと。
描き心地が滑らかになるのはデジタルの方が早かったです。
アナログはいつまでもなんとなく自分の思い通りに動いてくれなくて何度鉛筆をへし折りそうになったことか。
それでも続けて描けたのは。
ジェスドロがルーティン化した!
から!前項より続きます。
私は元が臨機応変がダメで、計画してこなすのが得意なタイプです。
さらに体力が飛び抜けてないので一回に大量のものを描いたりもできません。
現在も1日計1時間弱くらいしか鉛筆やペンを握りませんが、利き手が痛んでいます…(弱)
でも色々な練習をしたい。
そんな時の必勝法は「一回5〜10分法」です。
学生時代に編み出した方法(大袈裟)なのですが、まぁ文字通りの方法で、一回に5〜10分の練習を一日一回やる、「ルーティン化」しました。
計画して愚直にこなすのは得意なので、これをひたすら毎日こなすことにしました。
いつものルーティンの中にジェスドロもえいやっと投入。
(※ジェスドロ自体は20分くらいかかりますが短時間なので仲間ということで)
ジェスドロの他、線の練習、パースの練習などおそらく4、5種類の練習をしていると思います。
もちろんそれぞれ5〜10分ずつ。
一日に計1時間くらい絵の練習をしていることになるでしょうか。
私は本などを詳しく読んだことはないのですが、習慣化というのは大体1ヶ月でできるそうです。
(ジャンルによるそうですが)
大体1ヶ月意識して習慣化するように頑張れば、それ以降辛くなくなることになります。
理論上は。
理論上は、です。
ただ、考えてみると、
そもそも一回に大量に練習すると、なかなか上手くならない期間に
「なんでこんなに練習しているのに上手くならないんだろう…」
と落ち込みがちになることが私の場合は多いです。
ところが、一日10分の練習だと上手くならない期間でも
「一日10分しかやってないからしょうがないか!」
とライトに考えることができるようになりました。
ジェスドロに関しては私も道半ばすぎるほど半ばではありますが、過去にこの「一回5〜10分法」を地道にやっていたところ、後からすごく伸びた経験があります。
伸びた時は勉強で、でしたが、仕組みは同じだと思います!
私は最初は恐ろしくできないし、成長曲線が上がるのが遅く、のんびり大器晩成型(大器かどうかは不明)なので、このやり方はとても自分に合っていると思います。
もちろん途中はものすごく不安です。
やり方が合っているのかな…と悩みながら進むことになります。
でも週一回の習い事でも上達しますよね。
一回5〜10分の練習を毎日でも隔日でもやったらもっと上達すると思うのです。
…と、私は自分を鼓舞しながら邁進しています。
正直、今回は本当にルーティンになったのは最後の1000体くらいからで、それまでは必死に戦っていました。
上手くなりたい気持ちの空回りがルーティン化を妨げていたかなと…!
エヘ!今回は長かったね!
まとめると、習慣化(ルーティン化)することでジェスドロもキツくなくなるよー!そして続けてたらおそらくうまくなるんじゃねぇがー!という話です。
立ち止まって考えることも必要ですが、続けることが一番だと考えています。
人によってスタンスは違いますが、これは変わらないのではないでしょうか。
私も先の私に期待しながら今日もルーティンをこなします。
まとめ
今回は画像多めで8000体〜10000体を振り返ってみました。
いかがでしたでしょうか。
う、うまくなっている…か…!?
自分で見ると「マシになったなぁ」くらいの実感です。
うまいとは到底言えないですが、成長はしたのではないかと…!
でも描く習慣ができたのでこれから伸びるんだと信じつつまた続けます。
やり方が合っているかはわからないですが、その日の気分でこなそうとすると自分の場合絶対続かないので、ルーティン化できたのはよかったなと思います。
(あくまでこれは私的な方法です)
悪い時はいい時の前触れだと軽く思いながら、気を楽にして描いていけたらいいですね〜!
これから1〜10000体のまとめブログも書こうと思っていますので、そちらもよろしくお願い致します。
本日はこれにて失礼いたします。
アデュー!