さんいんち流!かわいいパターンの作り方 パース崩してファンシーに編

こんにちは!パターンを描く人、さんいんちです。

今回のテーマはパース崩し!

短期間でしたがデッサンを齧った身としてはパースを崩すことに関して恐怖しかないのですが…
(耳元で先生の「パースずれてるよ」が聞こえるようです)
今回はわざとやってみようと思います。

パースを崩すことによってどんな作用があるのか?
それは以下の3点になると思います。

  • 非現実的(空想的)になる
  • 視覚的にひっかかりになる
  • やや子供っぽくなる

つまり

ファンシーな雰囲気を作ることができる!

かなり主観的な内容だとは思うのですが、(むしろ思っているのは私だけかもしれない。レアです)なんとか説明していくので読んでみてください。

具体例

まずはパースがしっかりしているものとそうでないものを見てみます。

パースが効いている図と効いていない図

左がパースつき、右の2点がパースを完全に無視したものです。

まず左の図から。

通常パースがついていると、円柱の上下の円の潰れ具合が少し違うところがポイントです。
上の円の方が潰れているように描くことで自然に見えます。

パースは奥が深いので私には到底説明しきれないのですが、(知識を網羅しているわけではありませんし)これだけは図で少し説明を。
私のふんわりとした頭で、これだけは理解しています。

パースと視線の関係の図

円柱の上面と下面を見る角度というのが違うため、上面と下面の見え方が違ってくるのは自然なことです。

 

では右側のパースがついてない方について。

パースがついていない=不自然なため、視覚的にかなりひっかかりを覚えると思います。
(これを利用してやろうというのが今回のテーマになるわけです)
いつもみている景色と違うわけですから当たり前ですよね。

それに伴い、非現実的にも感じるのではないでしょうか。これは不自然な景色である、ということとかなり印象は被りますが、普段見ているモノの状態とは違うことが原因だと考えます。

また、どことなく子供っぽい印象も受けると思います。
小さな子供の描く絵はパースは関係なく、とても自由ですよね。

この考えについては人によりけりだと思いますが、私はそう感じました。

 

これを総合して考えて、私は「パースを崩したもの=ファンシー(非現実的・空想的)な印象に振れる」という結論に達しました。

格上げ

パース崩し+ストライプを意識したモチーフを配置してみました。

モチーフは野菜スティックです。
縦の方向に特化したモチーフになります。

オレンジ色の背景にコップに入った野菜スティックのパターン

このパターンのダウンロードは以下から。

この入れ物(コップ)を「パース無視」にしました。


今回の場合、パースを無視した理由は

  • 縦の線を強調するために少し横の線が欲しかった
  • 最低限コップとわかるが、面白みのある形にしたかった

コップを左右対称にしないことにより、工業製品感も減っています。

結果、ファンシーさとオレンジの背景が相まって、少し子供らしく、元気なパターンになったのではと思います。

まとめ

パースを崩して描くとファンシーさ(空想的な感じ)が出る!


いつも通りなのですが、主観的な書きっぷりになってしまったかな?と多少心配です…!
ですが私が感覚的に考えていることをできる限り人にわかるように文章に落とし込んでみました。

人によって感じ方は違うので、「え〜こんなの全然ファンシーじゃないよ!」と思う方もいらっしゃるかも。
ただ「こういう感じ方をする人もいるんだな」というスタンスで読んでいただけたらと思います。


最初は悪いことをしている気持ちになったのですが、パースを崩すのが最近楽しいです。
そういう気持ちが伝わるパターンを描けていたら嬉しいなと思います。

次の記事もよろしくお願いします!

それでは本日はここまで!
アデュー!

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